ビットコインは昨晩(29日夜)、ショートカバーで61,000ドルを超える上昇を見せたもののその後勢いは続かず。
現在は59,000ドルあたりで推移している。
日足チャートからわかる通り、100日移動平均線(黄色)が明確に200日移動平均線(水色)をデットクロスしてしまった。
今現在は62,000〜58,000ドルあたりのレンジ内がビットコインにとって居心地の良い価格帯となっていて、下限の58,000ドル付近においては日足で下髭をつけることができているが、上値は重い。
上のチャートは月足。
ビットコインのアノマリー的に来月9月は鬼門と言われているが、このまま8月のローソク足が5月始値60,670ドルあたりを実態で超えて終われないとなると、ローソク足実態切り下げとなり、チャートの形からやはり本格的な下落トレンドの発生も意識してしまう。
ただし、このビットコイン月別アノマリーで言うならば、9月が弱い代わりに10月、11月は歴史的に強い。
もちろん歴史的に9月の値動きが弱いため、その反動が翌月以降に来ているという考え方もあるだろう。
とはいえ、9月相場をいかに上手く立ち回れるかが、年末にかけて大きなリターンを獲得できるかどうかの分水嶺となることは間違いないように思える。