僕がポコチャを始めたのは2023年3月
そこからやっと1ヵ月とちょっとが過ぎたので、今のところの雑感を書いておこうと思う。
ポコチャを始めたきっかけ
僕がポコチャの存在を初めて知ったのはユーチューブの広告動画だった。
それまで「ライバー」という存在は耳にしたことがあったけど、何らかのアプリを入れたことも無かったし、ましてやライバーとして配信をしてみようと考えたことなど一度たりとも無かった。
でも、ちょうど今年に入り、本業のトレードの手数も少なくなってきていて、僕は割と暇を持て余していた。
それに仕事を辞めて専業投資家になって以降、リアルで人と接することもほとんどなくなっていたので、普段から少なからず孤独感や寂しさを感じていた自分は、あまり深く考えることもなく、スマホにポコチャを入れて、さっそく配信を始めてみることにしたのだ。
ポコチャ配信スタートと最初の1週間
最初の配信は3月1日だった。
まだ、ポコチャの他の配信など1つも見ない状態で、いきなり配信ボタンを押してみたのだ。
まあ、僕みたいな人間の配信に人が来てくれるなどとは思ってもみなかったけど、いざ配信を始めてみると、ポツリポツリとではあったが、人が来てくれた。
これは後々わかったことだけど、ポコチャにはレアボックスなど、とにかく初心者ライバーを優遇する制度があり、そのお陰で、僕みたいな底辺配信枠にも初めのうちは一定のリスナーが流入してくるよう、そこそこうまい具合にシステム設計がなされていたわけだったのだ。
でとにかく、こうしたシステムの甲斐もあって、初日はそれなりに人と話すことができた。
まあ、皆さんが想像するような「ライバー」とは程遠い立ち回りであることは当然だったのだが、それでも当初の目的である「人との会話」に関しては、ある程度の成果を上げることができたわけだ。
がしかし、問題はそれ以降の1週間だった・・・。
ところで、ポコチャのホーム画面には人気ライバーたちがしのぎを削る「人気欄」や「注目欄」と並び、初心者ライバー優遇のための「1day」「7day」「30day」等の欄が存在する。
当然、デビューしたばかりのライバーは、この初心者専用欄に載れる特権を生かすため、デビュー直後はなるべく配信時間を長めに取ってファン獲得に動こうとするわけだが、ひるがえって自分はというと、なんと初日の配信以降、1週間丸々配信を休んでしまっていた。
まあ何を隠そう、当初、自分はこのシステムの存在を全く知らなかった。
だから初日の配信でそれなりに人と話せたことに満足したあとは、1週間、すっかりポコチャのことを忘れてトレードに没頭していたのである。
ところが、1週間経って、また人との会話をしたくなり、僕はポコチャを再び開いた。
そしてそこで、他の枠にもはじめてお邪魔したりして、それなりに楽しむことができたので、配信も再開してみることにしたのだ。
配信1週間以降から1ヵ月経過まで
配信2回目以降は、ほぼ毎日、配信をやった。
はじめのうちは人もまばらだったが、それでも日中ぶっ通しで5時間配信を行い、毎回疲れ果てるぐらいに喋り倒した。
正直、配信中はあまりトレードや情報収集に集中できないのがネックだったが、それでもたまに来てくれる新規のリスナーさんとの出会いはなかなか新鮮だった。
そして何日かが過ぎ、ポコチャのレベルが10になった段階で、リスナーさんからファミリーの作成をすすめられ、ファミリーも作った。
ちなみにファミリーを作ると、メンバーとなったリスナーさんが配信中、自枠に「タグ付け」をしてくれるようになる。
同時にリス活もするようになり、それによって横の繋がりも出来てきて、気付けばポコチャにどっぷりハマるようになっていた。
配信に慣れてきてからは、昼枠の尺を短くする代わりに、昼夜合計4時間の2部制で配信をするようになった。
すると夜は夜で初見さんが来てくれるようになったりして、全体的なリスナーさんの数も少しずつ増えていった。
でももちろん、良いことばかりでもなかった。
リスナーさん欲しさに他枠のライバーさんとの横の繫がりを増やしていくと、楽しさもあるが、それと同時にしがらみも当然生まれてくる。
たとえば、自分の枠でコアを取ってくれたから、相手の枠でもそのお返しでコアを取ってあげると言ったような、いわば互助会のような繫がりが自然と生まれるのだが、正直言って最近、そういう繫がりには辟易してきているのも事実。
これについては、まだこのしがらみから抜け出せていないので、今後何とかしないといけない。
ところで、1カ月経過時点でのランクは「D2」
ポコチャ界隈ではキラキラ系の若手男女が圧倒的な力を持っているので、言わずもがな、僕の枠はそんな彼らの足元にも及ばない。
ちなみに僕の枠は現在、「無職で投資とかをやっているコミュ障系陰キャライバー」みたいな感じでやっているんだけど、そもそも、今のポコチャではそういうネガティブ系自体があまり流行らない。
まあ、無職はパワーワードではあるけれど、普通の人はあまり寄り付かないだろうし、それに現状の相場の雲行きなんかを鑑みても、それは仕方ない面もある。
だけど、僕は長い目で見て、この枠を続けていきたいと思っている。
何より、やはり人との会話、人との繫がりは率直に言ってすごく良いものだ。
ポコチャとの出会いは、もしかすると自分にとって良い転機になるかもしれない。
今はそんな予感もうっすらと感じながら、このアプリと向き合っている。